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海外で現地通貨を入手する方法として、クレジットカードの海外キャッシング(ATM引き出し)があります。
空港や両替所で日本円を換金するよりもキャッシングの方がレートが有利な場合があります。
クレジットカードのキャッシングでは国際ブランドの為替レートが適用されるため、両替手数料込みのレートより割安になることが多いのです。
また、キャッシング利用時にかかる利息も借入日数が短ければわずかな金額に抑えられます。
例えば年利18%の場合、20,000円を30日間借りても利息は約296円程度にしかなりません。
一方、空港の両替所で2~3%の手数料を払えば同額で数百円~数千円のコストがかかるでしょう。
このように早期返済を前提にすれば、海外キャッシングは両替よりお得になる可能性が高いのです。
海外キャッシングの仕組みとエポスカードの特徴
海外キャッシングとは、クレジットカードを使って海外ATMから現地通貨を引き出すことです。
クレジットカード会社から一時的にお金を借りる形になるため、利用額に対して利息が日割りで発生します。
利息の年率は多くのカードで約18%程度(エポスカードも実質年率18.0%)に設定されており、利用日の翌日から支払い日までの日数分だけ計算されます。
つまり借りた日数が短ければ利息はごく小額で済み、逆に放置すると日数分だけ増えていく仕組みです。
エポスカードは年会費無料で持てるVisaカードで、海外キャッシングに非常に適した特徴を持っています。
海外旅行好きに人気のエポスカードは、無料にも関わらず海外旅行傷害保険が付帯している点でも心強いです。
最大のメリットは繰上げ返済(早期返済)をオンライン上で完結できることです。
一般的なカードではキャッシングの一括返済をする際に電話連絡やチャット手続きが必要ですが、エポスカードなら会員サイト(エポスNet)や公式アプリから手続きが可能で、いつでも好きなときに繰上げ返済できます。
そのため利息を最低限に抑える運用が簡単にできるのです。
海外ノマドが現地通貨を安く調達するには、こうした利点を持つエポスカードの活用が最適と言えるでしょう。
補足として、海外キャッシングを利用するには、カードに設定されたキャッシング利用可能枠内で引き出す必要があります。
エポスカードの場合、申し込み時に希望した範囲でキャッシング枠(限度額)が設定されています(最大50万円程度)。
もし最初キャッシング枠を「0」に設定していると海外ATMで引き出しができません。
その場合は旅行前にエポスNetや問い合わせで枠の設定・増額手続きを行っておきましょう。
また各国のATM側にも1回または1日の引き出し上限があるので注意が必要です(例:タイでは一部ATMで1回あたり25,000バーツまで等)。
現地ATMでのキャッシング手順(機種選び、操作、注意点)
海外のATMでエポスカードを使って現地通貨を引き出す手順は、基本的にどの国でもほぼ共通しています。以下に一般的な操作手順を示します。
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ATMの選択:VISA対応のロゴがあるATMを選びます。なるべく銀行設置のATMを利用し、観光地にある手数料の高い独立ATMは避けるのが無難です。
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カードを挿入&言語選択:ATMにエポスカードを挿入し、画面表示に従って言語を選択します。多くのATMは英語表示に対応しています(日本語表示できる機種は限られます)。
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暗証番号の入力:クレジットカードのキャッシング用暗証番号(4桁)を入力し、確定します。暗証番号を3回誤るとロックされる可能性があるので注意しましょう。
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取引内容の選択: 画面のメニューから「Withdraw(引き出し)」を選択します。クレジットカードから現地通貨を引き出す場合は、次に表示される「Credit(クレジット)」を選択してください。これは預金口座ではなくクレジットカード枠から引き出す操作で、必ず「Credit」を選ぶ必要があります(ATMによっては「クレジット」「クレジットカード」等の表記になります)。
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金額の入力:希望する引出額を現地通貨単位で入力し、確定します。日本円換算で1万円を超える金額を引き出すとエポスカードに220円(税込)のATM手数料がかかり、1万円以下なら手数料は110円(税込)です。したがって必要額が決まっている場合、小分けに何度も引き出すよりまとめて引き出した方が手数料の節約になります(例: 3万円を1回で引き出せば手数料220円だが、1万円ずつ3回引き出すと110円×3回=330円かかる)。
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取引確認&ATM手数料:金額を確定すると、ATMによっては「この取引には追加手数料がかかります」といった確認画面が表示されることがあります。これは現地ATM側が課す利用手数料で、たとえば東南アジアのATMでは「○○バーツの手数料がかかります。続行しますか?」と表示されます(タイでは一般的に220バーツ程度)。エポスカードでは、この画面が表示されても実際にかかるのは220円のATM手数料だけです。
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為替レート選択(DCCの回避): 海外ATMでは「現地通貨で引き出す」か「自国通貨建てで引き出す」かを尋ねられる場合があります。「Continue with Conversion(換算して引き出す)」と「Continue without Conversion(換算せずに引き出す)」といった選択肢が出たら、必ず「現地通貨で引き出す(換算しない)」方を選択してください。もし「with Conversion」を選ぶと、ATMを運営する現地銀行側で独自の為替レート換算が行われ、高額な手数料を上乗せされてしまいます。自動的に日本円換算された金額が表示されても、それは割高なレートなので「No(いいえ)」を選んで回避しましょう。
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現金の受け取りとカード回収: 最後にATMから現地通貨が出てきますので忘れず受け取り、カードを取り出します。お釣りは出ませんので指定額ちょうどが払い出されます。紙幣とカード、レシートを受け取ったらその場を離れる前に財布にしまい、安全を確認しましょう。
以上が基本的な操作の流れです。
注意点として、海外ATMを利用する際は周囲の安全にも気を配り、人通りの多い場所や銀行内に設置されたATMを選ぶようにしましょう。
また、利用後にはそのATMのレシートや利用明細を確認し、引き出し額と手数料を記録しておくと安心です。
エポスカードからは後述する通り利用通知メールが届きますので、金額が合っているかチェックしてください。
オンライン繰上げ返済の具体的なやり方(アプリ/Web)
エポスカードでキャッシングを利用したら、できるだけ早く繰上げ返済の手続きを行いましょう。
エポスカードならこの返済を現地からオンラインで完結できますが、実際に手続きを行うには2段階の操作が必要です。
以下に、スマートフォンを使った具体的な方法を説明します。
事前準備として、繰上げ返済には次の2つが必要です。
- エポスカード会員サイト「エポスNet」のID・パスワード
- Pay-easy(ペイジー)対応の銀行口座
エポスNetにログインできるようにしておき、手持ちの銀行口座がオンライン決済対応か確認しておきましょう。
主要な銀行(ゆうちょ・メガバンク・ネット銀行等)の多くはPay-easyに対応しています。
なお絶対ではありませんが、エポスカード 公式アプリもスマホに入れておくと利用状況の確認がしやすく便利です。
なお、キャッシング利用直後にすぐ返済手続きをしたくなりますが、実は利用明細が確定するまで繰上げ返済はできません。
通常、海外ATMで引き出してから最短当日~数日後に「○○円のキャッシング利用がありました」というメールがエポスカードから届きます。
このメール(利用通知)が来るとエポスNet上に該当利用額が反映され、繰上げ返済の手続きが可能になります。
利用から2~3日程度は利息も微々たるもの(数十円程度)なので、通知が来るまで気長に待ちましょう。
では実際の繰上げ返済手順を2ステップで見ていきます。
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キャッシング利用額をリボ払いに変更する:エポス公式アプリまたはエポスNetにログインし、今回利用したキャッシング取引を一括返済できるようにリボ払い(リボルビング払い)へ変更します。具体的には、アプリの場合ホーム画面の「お支払照会」から該当月の明細を表示し、キャッシング利用分の項目に進んで「リボ変更」のボタンをタップします。その取引をリボ払いに変更する手続きを進め、確認画面で確定してください。★ポイント:「リボ払いへの変更」と聞くと戸惑うかもしれませんが大丈夫です。変更後すぐに繰上げ返済(一括支払い)することで利息はほぼ0円に抑えられます。リボ変更しただけで放置すると通常のリボ手数料がかかってしまうため、この後すぐに次のステップに進みましょう。 リボ変更が完了するとエポスカードから「リボ変更受付」のメールが届きます。
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「リボ増額払い」でネット返済(ペイジー)する:続いて実際の支払い(入金)手続きです。エポスNetの「お借入れ・ご返済」メニューから「ご返済方法」を選び、「ネットバンキングでご返済(ペイジー)」の画面へ進みます。エポスNet上の案内に従い、リボ増額払い(繰上げ返済)の手続きを行います。画面下部に先ほどリボ変更した利用額が表示されるので、「全額お支払い」にチェックを入れて支払い額を確認し、規約に同意して次のステップへ進みます。するとPay-easy(ペイジー)による支払い画面に移行するので、自分の銀行を選択してネットバンキングのログイン画面に入ります。選択した銀行のサイトで決済を完了させると、即座に口座から引き落としが行われ、エポスカードのキャッシング残高に反映されます。完了後、登録メールアドレス宛に「キャッシングご返済のお知らせ」メールが届き、今回支払った利息金額などを確認できます。利息が数円~数十円程度になっていれば繰上げ返済成功です。なお、エポス公式アプリ内では繰上げ返済の操作ボタンが表示されないため、この支払い手続きはスマホの場合でもアプリではなくChrome等のブラウザでエポスNetにログインして行う必要があります。
以上でオンラインによる繰上げ返済手続きは完了です。最後にエポスNetの「お支払照会」でキャッシング残高が¥0になっていることを確認しておきましょう。
キャッシング利用分の残高が0円になっていればOKです。
「海外ATM手数料」の110円または220円はそのまま表示され残りますが心配いりません。
この手数料には利息がかからず繰上げ返済もできないため、次回請求日に通常通り引き落とされます。
注意点として、エポスNetでの繰上げ返済手続きは24時間いつでも可能ですが、システムメンテナンス時間だけは避けましょう。
毎日23:30~23:59と、毎月第3日曜の深夜(0:00~5:30、6月・9月は~6:00)はサービス停止のため手続きできません。
時差のある国から操作する場合は日本時間で確認しておきましょう。
返済タイミングと実質利息の目安(1日でも早く返すメリット)
海外キャッシングの利息は日割り計算で増えていくため、返済までの期間が1日でも短くなればその分支払う利息を減らすことができます。
実質年率18%の場合、借入金額に対する1日あたりの利息は約0.05%程度です。
例えば10万円を1日借りた場合の利息は約50円、7日間でも約350円にしかなりません。
一方、これを40日間放置すると約1,400円の利息が発生します。
実際にエポスカードのキャッシングで引き出し翌日に繰上げ返済すれば利息0円~数十円程度で済みます。
極端な話、「たった1日遅らせただけ」で利息が数十円増える計算なので、早く返せば返すほど確実にお得なのです。
もう少し具体的に見てみましょう。
あるブログでは20,000円を30日後に返済した場合の利息は約296円になる一方、15日後に返済すれば利息は約148円ですむと試算しています。
単純計算で返済が半分の期間になれば利息も半分になるわけです。
もちろん利息そのものは少額ですが、海外滞在中は何かと出費がかさむものですから、数百円でも節約できるなら早めに返済した方が得策でしょう。
エポスカードはオンラインで繰上げ返済ができるため、他社のように「◯営業日までに電話連絡しないと当月返済に間に合わない」といった制約もありません。
他のカードでは営業時間や締め日が絡んですぐに返済しにくいケースも多い中、エポスなら思い立ったときに即座に手続き可能です。
利息が日々かさむ心配をせずに済む点で、海外ノマドにとって非常に利便性が高いと言えます。
よくあるQ&A(繰上げ返済できない/ATM手数料の扱い/限度額)
Q: キャッシング利用後、繰上げ返済しようとしたけど「まだできない」のはなぜ?
A: 利用直後は返済手続きができないのが正常です。エポスカード からの利用通知メールが届くまで1~3日程度待ちましょう。利用額がシステムに反映され次第、繰上げ返済できるようになります。
また、エポスNetの毎日深夜23:30~23:59(日本時間)や第3日曜深夜はメンテナンスで手続き不可なので、この時間帯を避けてください。なお、スマホアプリ上では繰上げ返済ボタンが表示されないため、返済時はブラウザからエポスNetにログインして操作する必要があります。
Q: 海外ATM利用手数料(110円/220円)は繰上げ返済できる?
A: ATM手数料は繰上げ返済の対象外です。エポスカード側で課されるこの手数料は利用と同時に発生し、基本的に次回のカード利用代金と合算で請求されます。
繰上げ返済手続きをしても手数料分は残高に残りますがご安心ください。このATM手数料には利息はかからず、放置して問題ないため次回支払日に通常通り引き落としされます。
Q: キャッシングの限度額はどのくらい?足りない場合は?
A: エポスカードのキャッシング限度額(ご利用可能枠)は人によって異なりますが、最大で50万円程度です(申込時の設定による)。海外専用の別枠があるわけではなく、自分のキャッシング枠内であれば海外でも利用可能です。
もし現在キャッシング枠が0円に設定されている場合や上限額を引き上げたい場合、事前にエポスNetやコールセンターで増額申請を行ってください。また、海外のATM自体にも1回または1日の引き出し上限があります。
この制限はカードの利用可能額に関係なく適用され、国やATMによって異なります(例:ある銀行ATMでは1回あたり現地通貨で○○相当まで、等)。高額の現金が必要な場合は、複数回に分けて引き出すか、日を改めて引き出す必要があるかもしれません。
まとめ:ノマドが外貨を安く調達するならこの方法がベスト
海外ノマドや長期旅行者にとって、現地通貨の調達コストはできるだけ抑えたいものです。
エポスカードの海外キャッシング+オンライン繰上げ返済という方法は、為替レート面でも手数料面でも非常に有利で実用的な手段となります。
両替所で高い手数料を払う代わりに、エポスカードで必要なときに必要な分だけATMから引き出し、そしてネットですぐ返済することで利息をほぼゼロにできるのです。
年会費無料で海外保険も付帯するエポスカードは、まさに海外を飛び回るノマドに選ばれる一枚と言えるでしょう。
実際、「エポスカードならネットで先払いできて便利」「他社だと電話やチャットが必要だからエポスは助かる」という利用者の声もあります。
ぜひ本記事のガイドを参考に、エポスカードを活用してスマートかつ低コストに現地通貨を入手してみてください。
手間もストレスも最小限に、旅先でのキャッシュ調達を乗りこなしていきましょう!
旅行中の金銭面の不安が減れば、その分現地での体験を存分に楽しめるはずです。
安全に気をつけつつ、快適なノマドライフをお過ごしください。
海外での資金調達はエポスカードの海外キャッシング&繰上げ返済がベストな解決策です!
みっちー
Nomadguide 運営者
東南アジア各国を旅しながら生活する海外ノマド。新卒でフリーランスとして独立し、Webメディアの運営やWebアプリケーションの開発に携わっています。現地での実体験を基に、海外生活に役立つ実践的な情報をわかりやすく発信します。