Revolutカードを持つ手

海外ノマド目線で徹底比較 | WiseとRevolutはどちらが便利?

みっちー2025.04.162025.09.02

目次

海外在住者やノマド必見! 近年注目の多通貨対応デジタルウォレット、 「Wise(ワイズ)」「Revolut(レボリュート)」 を徹底比較します。どちらも海外送金や現地通貨でのカード決済を格安で利用でき、特に日本に住所がない海外ノマドには従来の日本の銀行口座・クレジットカードでは補えない利便性を提供します。

本記事では海外ノマドの視点からサービス内容や手数料体系、使い勝手の違いを詳しく解説し、それぞれのメリット・デメリットを整理します。加えて、アジア・ヨーロッパを移動するノマドの具体的な活用例や、利用時のリスク・注意点についても紹介。記事を読めば、海外で生活・仕事をする人がWiseとRevolutをどう使い分けるべきか判断できるようになるはずです。

👇👇こんな疑問に答えます👇👇

  • WiseとRevolut、どちらを使うべき? 同じようなサービスで違いが分からない…
  • 何がどう違うのか、手数料やレートの差は?
  • どうやって使い分ければいい?二刀流でお得になる?

それでは見ていきましょう。

Wise(ワイズ)の概要

Wiseのカードとアプリを表したイメージ

Wise(ワイズ)は2011年に英国ロンドンで創業したフィンテック企業です。当初は格安の海外送金サービス「TransferWise」として知られていましたが、現在ではマルチカレンシー口座(多通貨口座)やデビットカード発行も提供し、世界中で送金・受取・支払いができる総合的な金融サービスに進化しています。2020年に社名をWiseに変更し、2024年度時点で世界中の利用者数は約1,280万人に達しています(※個人と企業の合計)。

主要な特徴

① マルチカレンシー口座(Wiseアカウント)

Wiseでは40種類以上の通貨を1つの口座で保有・管理できます。日本円を含む各種通貨の残高を持てるため、為替レートの良いときに両替しておいて必要に応じて使う、といった柔軟な資金管理が可能です。

主要9通貨については、現地の銀行口座と同様の口座番号やIBAN等の受取用口座情報を発行できるのも特徴で、たとえば米ドルやユーロを自分名義の口座に直接受け取ることもできます。

実際、Wiseでは22通貨で現地口座情報を取得可能であり、海外からの送金を自分のWise口座で手数料無料で受け取れるため、海外クライアントからの報酬受取などに重宝します。

② 海外送金が安い・速い

Wise最大のメリットが海外送金手数料の安さです。独自のシステムで常に実勢の為替レート(ミッドマーケットレート)にごく小額の手数料を上乗せする方式を採用しており、従来の銀行より平均6倍安く送金できるとされています。

送金手数料は通貨ペアによって異なりますが、例として日本円 → 米ドルは約0.68%程度、主要通貨間なら概ね0.6%前後と低く抑えられています。しかも隠れコストである為替レート上乗せがないため安心です。

送金スピードも非常に速く、主要通貨間なら最短数秒~数分で着金することもあります(遅い場合でも1~2営業日以内とスピーディー)。

③ Wiseデビットカード

Wiseではマルチカレンシー口座に紐づくデビットカードを発行できます。日本在住者も発行可能で、発行手数料1,200円(年会費無料)で入手できます。このWiseカード1枚で世界中のATMから現地通貨を引き出したり、Visa/Mastercard加盟店でのカード支払いが可能です。

支払い時には対応通貨残高があればその通貨残高から引き落とし(外貨建て支払い)、残高がなければ日本円など別の通貨からリアルタイム自動両替して引き落とされます。為替レートはWiseのミッドマーケットレート+所定の手数料(約0.4~1%)が適用されるため、一般的なクレジットカードの海外利用時にかかる3%前後の事務手数料より格段にお得です。

WiseカードはNFC対応のコンタクトレス決済(タッチ決済)にも対応しており、海外の非接触決済端末でかざすだけでスムーズに支払いできます。バーチャルカード(デジタルカード)も発行可能で、不正利用リスクを抑えてオンライン決済する際に便利です。

Apple PayやGoogle Payへの対応状況は地域によりますが、日本発行のWiseカードは現状モバイル決済に公式対応していません(海外発行分では対応地域あり)。スマホのウォレットに登録して使う場合は一部制限があります。

④ ATM引き出し条件

Wiseカードを使えば海外現地ATMから現地通貨のキャッシュを引き出せます。月に2回まで、合計3万円相当までの引き出しなら手数料無料で利用可能です。それを超えると3回目以降の出金に1回あたり70円の固定手数料がかかり、さらに月間合計3万円を超えた部分に対して1.75%の引出手数料が発生します。

例えば、月内3回目の引き出しで3万円を超過して1万円を下ろすと「70円+超過1万円×1.75%=245円」が手数料として差し引かれます。無料枠(月2回・3万円まで)があるため、なるべく1回あたりまとめて引き出す方が有利です。

一般的なクレジットカードの海外キャッシングは利息が即日から付くことを考えれば、Wiseカードで必要なときに必要な分だけ引き出す方がはるかに経済的でしょう。

メリット・デメリット(Wise)

👍 メリット

Wiseは為替レートが常にリアルタイムの市場レートで透明性が高く、銀行送金やクレジットカードより圧倒的に安いコストで外貨送金・決済ができます。また対応通貨が約40種類以上と豊富で、主要通貨については現地口座情報を取得できるため海外からの入金受取にも便利です。

口座維持手数料や月額基本料も無料なので、使わない月があってもコストはかかりません。アプリやWebからリアルタイムに為替レートや手数料を確認でき、手続きも数タップで完了する手軽さも魅力です。

👎 デメリット

強いて挙げれば、WiseカードのATM無料枠(月2回・3万円まで)がやや少なめである点や、為替手数料が完全無料にはならない点でしょう。後述するRevolutは条件次第で為替手数料無料になる場合がありますが、Wiseでは両替・決済の際に常に所定の手数料(約0.4~1%)がかかります(とはいえ総合的には非常に低コストです)。

また、Wiseはイギリスの金融ライセンスに基づく資金移動業者であり預金保護の対象ではありません(顧客資金は分別管理で保全されています)。そのため大金を長期間預けておく口座というより、必要な資金を必要なときに両替・送金するトランザクション用途に適しています。

Revolut(レボリュート)の概要

Revolutのロゴとカード

Revolut(レボリュート)は2015年にイギリスで誕生したフィンテック企業で、現在世界で5,000万人以上のユーザーを持つ最大級のデジタル金融サービスです。日本を含む世界各国でモバイルアプリを通じた多通貨決済・送金サービスを提供しており、その利便性から「金融スーパーアプリ」とも呼ばれます。日本国内でも2020年にサービス開始し、関東財務局登録の第二種資金移動業者(関東財務局長 第00060号)として運営されています。※2024年末時点でグローバルの登録ユーザー数は5,000万(2024年11月時点)に到達し、現在も急成長中です。

主要な特徴

① マルチカレンシー対応のデジタルウォレット

Revolutアプリでは39種類の通貨を同時に管理でき、アプリ内で即座に両替したり、その残高を使って支払い・送金することができます。ユーロや英ポンド、米ドルはもちろん、ポーランドズロチやシンガポールドルなど比較的マイナーな通貨にも対応しており、対応通貨数はWiseよりやや少ないものの必要十分と言えます。

異なる通貨間の残高移動(両替)は平日なら手数料無料で行える点が大きな魅力です(後述)。また、Revolutユーザー間の送金機能も充実しており、Revolut同士なら世界中どこでも即時・無料で送金できます。友人同士で割り勘精算したり家族に送金する際、相手がRevolutを使っていれば手数料ゼロで瞬時に送れるのは便利です。

② 為替手数料が実質無料(条件あり)

Revolut最大の売りが為替両替コストの安さです。平日の取引時間内であれば為替レートへの上乗せ手数料が一切かからず、市場のインターバンクレートそのままで両替できます。たとえば日本円を米ドルに両替して海外送金する場合でも、平日なら為替コスト0円で済む計算です(※月間一定額までは無料)。週末など市場が閉まっている時間帯は1%の手数料が発生しますが、あらかじめ平日に必要額を両替しておくことで回避可能です。

さらに無料プラン(スタンダード会員)の場合、月あたり75万円までは為替手数料無料(※2025年6月以降は月30万円までに変更。これを超えると0.5%の手数料)という上限があります。75万円/月という無料枠は多くのユーザーにとって十分な額ですが、大きな額を動かす場合は計画的に分散したほうが良いでしょう。

有料のプレミアム/メタル会員になれば月間両替上限は撤廃され、週末手数料以外の為替コストは常に0%となります。つまり平日かつ少額利用なら常に手数料ゼロ、大額や週末の両替は少し注意、と覚えておくと良いでしょう。

③ Revolutカード(デビット/プリペイドカード)

RevolutもWise同様にマルチカレンシー口座に接続されたプリペイド式のカードを発行できます。日本版RevolutではVisaデビットカードが提供されており、発行手数料無料・年会費無料(スタンダードプランの場合。カード配送は普通郵便500円)で作成可能です。カード自体はシルバーやグラデーションカラーのスタイリッシュなデザインで、NFC搭載のタッチ決済(Visaのタッチ)に対応しています。

バーチャルカード(デジタルカード)は使い捨て型も含め無制限に発行可能で、ネットショッピング用に使い捨て番号のカードを利用するといった高度な使い方もできます。Apple Pay・Google Payにも日本版が2023年以降対応し、2025年3月から日本国内でもRevolutカードをApple Payに登録してタッチ決済が可能になりました(すでにGoogle Payは対応済み)。これによりiPhoneやApple Watchだけで国内外のVisa加盟店で支払いができ、ますます便利になっています。

④ 海外ATM引き出し条件

Revolutカードでも海外ATMから現地通貨の現金を引き出せます。スタンダードプラン(無料)の場合、月25,000円相当まで手数料無料で引き出し可能です。これを超えた分については一律2%のATM手数料がかかります(プレミアム会員は月50,000円、メタル会員は月100,000円まで無料枠)。

例えばスタンダード会員が1回で30,000円を引き出した場合、25,000円までは無料、超過5,000円分に2%(=100円)の手数料が課されるため合計100円となります。

Revolutは回数制限がなく金額のみの制限なので、少額を小分けに何度引き出しても合計額が上限以下なら無料を維持できます(Wiseは月2回までという回数制限がある点が異なります)。ただしATM設置銀行側が課す利用料(現地ATM手数料)は別途ユーザー負担です。国によっては1回の引き出しごとに数百円相当をATM側が徴収する場合もあるため(例:タイでは1回220バーツ程度がほぼ必ずATM利用料としてかかる)、その点はWise利用時と同様に注意が必要です。

⑤ その他の機能(暗号資産・投資・保険等)

Revolutは多通貨口座・送金・決済だけでなく、さまざまな金融サービスを1つのアプリで提供しています。代表的なのは暗号資産(仮想通貨)の売買機能で、ビットコインやイーサリアム等を少額から簡単に購入できます(※日本版では未提供。欧州版などのみ)。また株式投資やコモディティ(貴金属取引)、スマホ旅行保険、空港ラウンジ利用特典といったサービスも順次展開されています。

日本においては規制上これら機能の一部のみ提供されていますが、欧米版Revolutでは1つのアプリで銀行・証券・暗号資産ウォレットの役割を果たす総合金融プラットフォームとなっています。ユーザーの用途に応じて機能が豊富なのは大きな魅力です。

メリット・デメリット(Revolut)

👍 メリット

Revolut最大の利点は、為替両替コストを限りなくゼロにできる点です。平日かつ月30万円以内(※以前は75万円、変更後)という条件付きではありますが、市場レートそのままで円⇔外貨両替が可能であり、Wiseより有利に両替できるケースがあります。またカード利用時の海外事務手数料0%(海外利用手数料無料)も大きな強みで、クレジットカードでよく課される3%程度の手数料がかかりません。

さらに、暗号資産や保険など付加サービスが多彩で「旅行好き・新しいもの好き」には嬉しい機能が満載です。アプリのUIも洗練されており、支出分析や貯蓄Vault(目的別口座)機能などお金の見える化・管理機能も充実しています。基本プランは無料で誰でも始められる手軽さも魅力です。

👎 デメリット

Revolutの注意点は、無料プランだと各種上限があることです。月間両替30万円まで・ATM引出25,000円まで(スタンダード)といった枠を超えると手数料が発生するため、大きな額を動かす場合は計画的に使う必要があります。また週末の為替手数料(1%)も頭に入れておくべきです。

一方、Wiseが世界160カ国以上への送金に対応しているのに対し、Revolutの海外送金対応国は約90カ国・対応通貨30通貨強と限定的で、一部の国(例:インド、ベトナムなど)宛てには送金できない場合があります。

さらに、日本版Revolutでは暗号資産や株式取引など未提供の機能もあり、サービス充実度では欧米版に劣ります。また口座開設には対応国の居住者であることが求められ、日本を含む限られた国の在住者しか利用できません。頻繁に居住国が変わる真のノマドにはWiseの方が相性が良いと言えるでしょう。

Wise vs Revolut:主な項目の比較

斜めを向いたクレジットカード

ここからは、海外ノマドにとって重要なポイントである海外送金、為替レート、ATM引き出し、カード機能、アプリの使いやすさ、対応地域といった項目ごとに、WiseとRevolutの違いを具体的に比較してみます。

海外送金の手数料・速度・対応通貨

① 手数料の比較

前述のとおり、Wiseは為替レートに小額の手数料を上乗せする形で手数料を提示します。通貨ペアによって異なりますが、日本円→主要通貨への送金なら0.6~1%未満程度が目安です。例えば10万円を海外送金する場合、Wiseの手数料は数百円~1,000円前後となり、従来の銀行が取る数千円の送金手数料+為替手数料に比べ大幅に安く済みます。

一方、Revolutは「他行宛て海外送金の基本手数料は無料」と謳っています。Revolutユーザー間の送金は完全無料で、他銀行口座宛でも送金手数料0円です。ただし注意すべきは、Revolutから他行への国際送金は経路によってSWIFTネットワークを使う場合があり、その際中継銀行手数料が差し引かれる可能性がある点です。公式にも「中継銀行による手数料が発生する場合があります」と注記されています。

つまり、Revolut側では手数料無料でも送金ルート上で中継銀行が数十ドル程度を取るケースがあり、結果的に相手の受取額が目減りする恐れがあります。Wiseの場合は各国にある自社口座を経由して現地通貨で直接振込む仕組みのため、中継銀行を介さず送金できることが多く、受取額不足のリスクは比較的低いと言えます。

② 送金速度の比較

送金スピードはWise・Revolutともに迅速ですが、Wiseの方がやや安定して早い傾向があります。Wiseでは最短数秒~数分以内に即時着金することもあり、遅くとも1~2営業日以内に処理されます。

Revolutも遅くはありませんが、他行宛て送金では最大72時間程度(約3営業日)かかる場合があります。ただしこれはあくまで最大想定時間であり、ほとんどの送金は数時間以内に完了するようです。

大きな差ではありませんが、より早く確実に着金させたい場合はWiseに軍配が上がるでしょう。一方でRevolut同士の送金は即時に反映されるため、家族や友人もRevolutを使っている場合、その範囲では瞬時に送金できるメリットがあります。

③ 対応通貨・国の比較

Wiseは海外送金対応国が160カ国以上、対応通貨も40通貨以上と非常に幅広いです。マイナー通貨や新興国向け送金にも強く、例えば東南アジアやアフリカの国々への送金ルートもカバーしています。

一方Revolutは対応国約90、対応通貨30強とやや限定的で、南米や一部アジアなど送金できない国・通貨があります。例えばベトナムやフィリピンの銀行への直接送金はRevolutでは未対応(2025年時点)ですが、Wiseなら日本円や米ドルから現地通貨に両替して送金可能です。

したがって対応エリアの広さではWiseが優位と言えます。自分が送金したい国・通貨がRevolutでサポートされているか、事前確認が必要です。

為替レート・両替コストの違い

① Wiseの為替レート

Wiseはいつでもミッドマーケットレート(実勢レート)で両替を行います。為替手数料は別途明示され、主要通貨の組み合わせなら0.4~0.7%程度、高くても1~2%程度に収まります。

両替時にはユーザーに「適用レート × 金額 + 手数料 = 支払い総額」が提示され、そのまま確定するため安心です。週末や夜間による追加手数料もWiseにはありません。土日祝でも基本的に直近営業日の市場レートに基づき手数料を計算します。

② Revolutの為替レート

Revolutは平日時間内の両替なら為替手数料ゼロです。インターバンク市場レートでそのまま交換できるため、Wiseで発生する0.x%の手数料をかけたくない人には魅力でしょう。ただし条件があります。前述のとおり月あたり30万円相当まで(スタンダードプランの場合。それ以上は超過分0.5%)という無料枠と、週末は1%手数料という制限です。

つまり、Revolutで為替コストを完全ゼロにするには「平日かつ月30万円以内」であることが必要です。この条件下では確かにWiseより有利ですが、例えば月に100万円以上を両替する場合や、急な週末の両替が必要な場合は多少コストが発生します。それでも上限超過分0.5%や週末1%という手数料率は比較的小さいため、賢く使えばRevolutの為替コストは非常に抑えられるでしょう。

③ どちらで両替すべき?

平日の少額両替ならRevolutが手数料ゼロで有利、両替額が大きくなる場合や時間帯を選べない場合はWiseの安定した低コストが安心、と言えます。為替レート自体は両者ともリアルタイムの市場レートに近く透明性がありますが、Revolutはユーザーの使い方次第で「無料」にも「有料」にもなる点に注意が必要です。

旅行前など計画を立てやすい状況ではRevolutで無料枠を活用し、突発的な大口両替ではWiseを使う ── といった両者の使い分けも可能です。

ATM引き出し手数料と上限の比較

海外滞在中、どうしても現地通貨の現金が必要になる場面もあります。WiseカードとRevolutカード、それぞれのATM引き出し条件を比較しましょう。

① WiseカードのATM利用

月に2回まで・合計3万円相当まで手数料無料。それを超えると出金1回ごとに70円+超過額の1.75%の手数料がかかります。例えば3回目の引き出しで3万円を超えて1万円を下ろすと、70円+(1万円×1.75%)=245円が手数料となります。

回数制限が2回までなので、なるべく1回あたりまとめて引き出す方が有利です。無料枠(月3万円まで)はやや少なめですが、それを超えても手数料率1.75%+少額固定と比較的良心的です。

② RevolutカードのATM利用

スタンダードプラン(無料)の場合、月25,000円まで手数料無料。これを超えると超過額に一律2%の手数料がかかります。回数制限はなしなので、何度引き出しても合計25,000円までなら無料です(プレミアム会員なら月50,000円、メタル会員なら月100,000円まで無料枠が拡大)。超過時の2%という料率もWiseの1.75%と大差なく低い部類です。

③ 現地ATM利用時のポイント

いずれのカードも、ATM設置銀行側が取る現地ATM利用料は別途ユーザー負担です。国によっては1回の引き出しごとに数百円相当の利用料を請求されることがあります(例:タイでは1回220バーツ程度の手数料をほぼ全ATMが課します)。この現地ATM手数料は回数分かかるため、小分けに何度も引き出すとその分だけ損になります。

Wiseは「月2回まで」という回数制限、Revolutは「合計金額のみ」の制限がありますが、どちらも「なるべくまとめて引き出す」方が手数料を節約できる点は共通です。またATMによっては「自国通貨建てで引き落とすか?」という為替レート変換オプション(DCC)が表示されることがありますが、必ず現地通貨建てで引き出すのが鉄則です。そうしないとATM側で不利なレート換算されてしまい、Wise/Revolutの良いレートの恩恵が受けられません。

これらの注意点を踏まえつつ、例えば普段はRevolutで小まめに引き出し、大きな現金が必要なときはWiseでまとめて引き出すといった二刀流も考えられます。無料枠は両方にありますので、2枚のカードを持っていれば無料ATM引き出し可能額も単純に倍増する計算になり、ノマドにとって心強いメリットです。

カード機能の比較(コンタクトレス、バーチャルカード、モバイル決済など)

① カードブランドと基本仕様

WiseカードはMastercardデビット(日本ではMastercard)、RevolutカードはVisaデビット(日本ではVisa)として発行されます。どちらも世界中のVisa/Mastercard加盟店で利用可能で、ICチップ・磁気ストライプ決済に対応し、決済スピードや信頼性に大きな差はありません。

コンタクトレス決済(NFC)は両カードとも搭載しており、Visaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレス対応店舗でかざすだけで支払いできます。暗証番号(PINコード)も設定し、ATM引き出しや高額決済時に使用します。

② バーチャルカード

WiseもRevolutもバーチャルカード(オンライン専用カード)に対応しています。Wiseは1枚までの発行(カード情報はアプリ上に表示)、Revolutは使い捨て型を含め複数枚を発行可能です。

バーチャルカードを使えばプラスチックの実カードが手元になくてもネット通販などで決済でき、カード番号の漏洩リスクを抑えられます。特にRevolutの使い捨てバーチャルカードは一度使うと番号が自動で変更される仕組みで、不正利用対策として非常に有効です。Wiseもバーチャルカード番号が流出した場合すぐ削除して新規発行すれば、同様のリスク軽減が図れます。

③ モバイル決済(Apple Pay / Google Pay)

Revolutカードは主要なモバイルウォレットに対応しています。日本でも2025年3月よりApple Pay対応が開始され、既に対応済みのGoogle PayとあわせてiPhone/Android両方でスマホ決済が可能になりました。スマートフォンにカードを登録すれば、対応店舗でタッチ決済をしたりオンライン決済を指紋認証ひとつで行えます。

一方、Wiseカード(日本発行)は現時点でApple Pay非対応、Google Payも未サポートです。ただし海外発行のWiseカードではApple/Google Pay登録可能な国もあり、将来的に日本でも対応が期待されます。コンタクトレス機能付きの物理カードが使えるため必須ではありませんが、スマホだけで支払いを完結させたい人にはRevolutの対応状況に軍配が上がります。

④ 付帯特典

Wiseカードには特典らしい特典はありませんが、Revolutカード(有料プラン)にはキャッシュバックや旅行保険などプラン限定の特典があります。例えばメタルプランではカード利用額の1%キャッシュバック(海外利用時)や、高級メタル製カードの発行、空港ラウンジパスが付与されます。ノマドや旅行者には魅力的な特典も多いですが、月額費用とのバランス(プレミアム¥980/月、メタル¥1,980/月)を考える必要があります。

⑤ セキュリティと管理

どちらのカードもアプリから利用制限や一時停止を即座に設定できます。紛失時はアプリ上でカードをロックして不正利用を防いだり、オンライン決済の可否や利用限度額を細かくコントロール可能です。Wiseアプリ・Revolutアプリ共にカード利用のたび即時プッシュ通知が来るため、不審な利用にもすぐ気付けて安心です。セキュリティ面の機能は両者とも充実しており大差はありません

アプリの使いやすさ・対応言語・サポート

① アプリのユーザビリティ

WiseもRevolutも基本的にモバイルアプリから全ての操作を行います。UIの傾向として、Wiseアプリはシンプルで直感的、必要最低限の機能に絞られている印象です。一方Revolutアプリは多機能でカラフル、お金に関する様々な情報を一画面に集約表示するリッチな設計になっています。どちらが使いやすいかは好み次第ですが、「シンプルさ重視ならWise、機能豊富さ重視ならRevolut」と言えるかもしれません。

例えばWiseでは送金や両替の操作が迷わず行えますが、Revolutでは投資や貯蓄Vaultなどメニュー項目が多いため最初は戸惑うかもしれません。しかしRevolutの方が支出分析や通知機能など痒い所に手が届く印象もあり、慣れると手放せない便利さです。

② 対応言語

Wise・Revolutともに日本語対応しており、安心して利用できます。アプリ内の表示言語を日本語に設定可能で、メニューや操作説明も日本語化されています。また送金先の名前やメモ等も日本語入力に対応しているので、日本語環境でストレスなく使えるでしょう。Revolutは世界展開しているだけあり20言語以上に対応、Wiseも主要言語はカバーしています。海外ノマドでも母国語で使えるのは嬉しいポイントです。

③ サポート体制

Wise・Revolutはいずれも実店舗を持たないオンライン専業サービスです。困ったときの問い合わせは基本的にアプリ内チャットやメールとなります。

Revolutのサポートは24時間年中無休・100言語以上に対応するチャットサポートで、まずAIチャットボットが応答し解決できない場合は人間オペレーターに繋がる仕組みです。有料プラン会員は優先サポートを受けられるメリットもあります。

Wiseのサポートもメールやチャットで対応していますが、「日本語サポートの受付時間は平日昼間のみ」といった声もあり、時間帯によっては英語対応になる場合があります。ただWiseは公式サイトの日本語ヘルプセンター(FAQ)が充実しており、よくある疑問は検索して自己解決できることも多いです。

総じて、Revolutの方がサポート即時応答性では優れる可能性がありますが、サポート品質については利用者の評判を見る限り両社とも課題があるとの意見も散見されます。海外ノマドの場合、時差や現地言語の問題もあるので、日本語で問い合わせできる体制が整っている点(WiseもRevolutも)は安心材料と言えるでしょう。

対応地域や口座開設の制約

① アカウント開設の可否

Wiseは世界中ほぼどこからでもアカウント開設が可能です。日本を含む多くの国でサービス展開しており、パスポート等の本人確認書類と住所証明があれば、居住国にかかわらず利用できます(※特定の制裁国や非提供国を除く)。公式には「160か国以上で利用可能」と謳われています。したがって日本に住所がない海外ノマドでも、滞在している国の住所・連絡先でWise口座を開設可能です。カードの郵送も世界各国に対応しています。

一方、Revolutは利用可能地域が限定されています。公式ヘルプによれば、Revolutアカウントを開設できるのは決められた対応国の居住者のみです。対応国には日本、欧州経済地域(EEA)諸国、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、ブラジル等が含まれます。逆に言えば東南アジアの多くの国や南米・アフリカの国々はRevolut非対応で、その国の住所では口座開設できません。

日本人の海外ノマドの場合、出国前に日本でRevolut口座を作っておくのが一般的ですが、日本の住所を抜いて完全に海外移住してしまった方は、次に居住する国がRevolut対応国でなければ新規開設が難しいです。また、居住国を変更する場合、一度現在のRevolut口座を閉鎖し、新たな国で再登録が必要との情報もあります。

このようにRevolutは地域ごとにサービス運営会社が異なるため、住所変更が厄介な側面があります。Wiseはグローバル統一アカウントなので住所変更手続きをしても同じアカウントを継続利用できます。頻繁に居住国が変わる海外ノマドにはWiseの方が相性が良いでしょう。

② カード利用地域の制限

Wiseカードは日本発行の場合、日本国内のATMでは一部の対応ATM(イオン銀行ATM、ファミリーマート・デイリーヤマザキ設置ATMなど)でしか引き出せません。これは日本の銀行ATMネットワークとの接続制限によるもので、例えばゆうちょ銀行ATMや他メガバンクATMではWiseカードによる引き出しができないので注意が必要です。

一方、Revolutカード(日本発行)はVisaブランドの国際カードとして日本国内ATMでも比較的広く利用できます(セブン銀行ATM等で利用可能との報告があります)。ただし確実ではないため、日本での現金引き出しニーズがある場合は国内銀行口座も併用した方が安心です。

また海外では、Wise・RevolutともにVisa/Mastercard対応ATMなら原則使用可能ですが、ごく一部の国・地域(制裁対象国など)ではカード自体が利用停止となる場合があります。特にWiseは利用禁止国リストを公表しており、北朝鮮やシリア等の制裁対象国ではカード決済含めサービスが利用できません。Revolutも同様の制約があります。もっとも一般的な旅行先では問題なく使えるので、渡航予定国が特殊な場合を除き深刻に心配する必要はないでしょう。

海外ノマドの具体的な活用例

Revolutアプリが開かれたスマホ画面

では、実際に海外を渡り歩きながらWiseとRevolutを活用しているノマドは、どのように両者を使い分けているのでしょうか。ここでは2つのケースで具体例を紹介します。

CASE1:東南アジア~ヨーロッパを転々とするノマドの場合

例えば、日本に拠点を置かずタイ・ベトナムなど東南アジア各国やヨーロッパを転々と暮らすデジタルノマドを想定します。こうしたノマドは移動先ごとに最適な通貨での支払い・資金管理が求められますが、WiseとRevolutを組み合わせることでスムーズに対応できます。

① 日常のカード支払い

都市部ではクレジットカード/デビットカード決済が普及しているため、店舗での支払いは基本的にカード(キャッシュレス)で済ませます。東南アジアでもホテルや大型店舗ではカードが使えるので、ここで活躍するのがWiseカードです。

Wiseカードで現地通貨建て決済をすれば、自動的にWiseのベストレートで円⇄現地通貨の両替が行われ、為替コストが最小限に抑えられます。特に週末でも追加手数料なく決済できるため、曜日を気にせず使える利便性があります。

筆者の経験上、タイ・ベトナムなどではWiseカードでの決済が常にもっともレートが良く、安心して使えました。Revolutカードも同様に使えますが、土日は為替手数料(1%)がかかることから平日の買い物はRevolutカード、週末はWiseカードという形で使い分けると常に最安のレートを享受できます。

もし土日にRevolutカードで買い物したい場合は、事前に平日にアプリ内で必要額を円から現地通貨に両替して残高を用意しておけば、その残高から決済され週末手数料1%を回避できます。

② ATM現金引き出し

東南アジアでは市場や屋台など現金しか使えない場面もまだまだ多いです。各国到着後にある程度の現地通貨キャッシュをATMで下ろす必要があります。その場合まず、WiseのATM無料枠(2回・計3万円まで)を活用してWiseカードで引き出します。

例えばタイでは1回あたり最大2万バーツ(約8万円)までATMで引き出せるので、初回はWiseで上限3万円相当(約7,000バーツ)をまとめて下ろし、手数料ゼロで現金を確保できます。さらに現地滞在が長引き3万円超の現金が必要になったらRevolutカードに切り替えます。Revolutなら無料枠25,000円(約6,000バーツ)まで新たに引き出せるため、2枚のカードで合計約55,000円分を手数料無料で下ろせる計算です。

ノマド仲間の間では「WiseとRevolut両方持っていれば、両替所いらずでATMだけで十分」と言われており、実際私も空港の両替所を使わずATMだけで渡航生活を乗り切っています。特にRevolutはATM無料枠内なら何度でも引き出せるので、少額ずつ必要な分だけ出す運用もしやすく、盗難リスクを抑えつつ現金を調達できます。

③ ヨーロッパ圏での利用

ヨーロッパに移動しても基本的な使い方は同じです。欧州はキャッシュレス社会なので日常はカードでOKですが、ユーロ圏内外で通貨が変わる点に注意です。例えばドイツ(ユーロ)→クロアチア(クーナ)→イギリス(ポンド)と移動する場合、それぞれ通貨が変化します。

Wiseは40通貨以上対応しているので各通貨の残高をアプリ内で管理可能です。現地入り前にWiseで必要額を円から現地通貨に両替しておき、Wiseカードで決済すれば為替手数料は事前の両替分(約0.4~0.6%)のみで済みます。Revolutでも同様に各通貨ウォレットを持てますが、両替無料枠30万円/月を複数通貨合計で消費する点に留意します。

欧州ではRevolutユーザーが非常に多く普及しており、割り勘の送金リクエスト機能などは友人同士で便利です。「欧州ではRevolutしか使わない」というノマドもいますが、筆者はWiseの方が為替手数料が明示的で安心感があるため好んで利用しています。どちらも使える状況ではレート差がほぼ無いならメインはWiseカード、サブとしてRevolutカードという組み合わせがトラブルも少なく一番快適だと感じています。

CASE2:外国企業からの報酬受取・家族への海外送金

海外ノマドの中には、国外の企業から給与や報酬を受け取ったり、日本にいる家族へ送金したりするニーズもあります。この場合もWiseとRevolutを使い分けることでスマートに対処できます。

① 報酬・給与の受取り(例:米国企業からUSD支払い)

従来、日本の銀行口座で米ドル送金を受け取ると、受取手数料数千円+為替手数料で合計1万円以上差し引かれることもありました。Wiseを使えば、自分専用の米国銀行口座情報(Wiseアカウント内のUSD口座)を取引先に伝えて、直接USDを受け取れます。受取手数料は無料で、着金後は好きなタイミングでJPYに両替したり、そのUSDをWiseカードでそのまま使うこともできます。手数料は円転するときに0.6%程度かかるだけです。

Revolutで同様のことをするには、相手もRevolutユーザーである必要があります。もし取引先がRevolutビジネス口座を持っているならRevolut間送金で即時USD受取→アプリ内両替も可能です。しかし多くの場合企業側は自社銀行口座から国際送金するため、Revolut単体では受取通貨によっては限界があります。

よって、フリーランスで海外からの支払いを受けるならWise一択と言えます。Wiseなら英ポンド・ユーロ・米ドル・豪ドル・シンガポールドル等で各地域の現地口座情報を発行でき、それぞれの通貨での入金をシームレスに自分名義で受領可能です。

② 家族への海外送金(例:日本の家族に生活費を送金)

海外で稼いだお金を日本の家族に送る場合もWiseは便利です。Wiseから日本円口座宛に国際送金すれば、通常数分~1日程度で円建て入金されます。手数料も送金額によりますが1%未満(例:10万円送金して数百円)と格安です。

Revolutからも日本の銀行に送金可能ですが、日本法人Revolutを経由する関係上、通常1~3営業日ほどかかり、中継銀行手数料で家族の受取額が減るリスクもあります。ただし家族もRevolutユーザーならアプリ間で即時送金→日本円に両替→国内銀行に出金、といった手も考えられます。

とはいえ、日本国内ではRevolut利用者もまだ限られるため、家族送金用途ではWiseの方が確実でしょう。ちなみにWiseでは1回あたり最大1億5,000万円相当という高額送金にも対応しており、家族の不動産購入資金など大きなお金を動かす際にも利用されています(高額時は追加の本人確認が必要)。日本における資金移動業の区分上、Revolutは1回100万円までの制限があるため、その意味でもまとまった送金をする場合はWiseが頼りになります。

③ その他の活用

WiseとRevolutを併用するノマドの中には、「Wise=業務・送金用、Revolut=日常決済用」と割り切って使い分けているケースも多いです。Wiseでクライアントから受け取った報酬を必要に応じて円転し日本の証券口座へ送金したり、逆に日本の銀行預金をWise経由でドルに替えて海外ETFに投資したり、といった応用も可能です。

Revolutは投資サービスも内包しているので、そこでビットコインを少額買ってみたり、手元資金を金(ゴールド)に替えて保有するなど多彩な資金運用にもチャレンジできます。ノマドにとって大事なのは資金繰りの柔軟性ですが、WiseとRevolutの組み合わせはまさに「自分専用の国際銀行」を2つ持つようなもので、お金を自由に動かせる安心感があります。

利用上のリスク・注意点

カードケースからカードを引き出す手元

便利なWiseとRevolutですが、金融サービスである以上、利用に際して注意すべき点やリスクもあります。最後に主な注意事項を整理します。

本人確認(KYC)と利用制限

WiseもRevolutも口座開設時にパスポート等による本人確認(KYC)が必要です。不備なく登録できれば基本的に自由に利用できますが、高額送金時や不審な取引検知時には追加確認や一時的な利用停止が行われることがあります。例えばWiseで1,000万円超を送金しようとすると追加書類提出が求められたり、Revolutで急に大きな入金があるとアカウントが一時凍結され調査が入るケースが報告されています。

日常的に複数の国でログイン・利用を繰り返すノマドの場合、まれに不正検知システムが誤作動してロックが掛かることも考えられます。対策として、重要な支払いは余裕を持って行う、もし片方が使えなくなってももう一方や別手段で対処できる準備をしておくことが大切です。WiseとRevolutを両方持っていれば、どちらかに問題が起きても資金を移して乗り切れる可能性が高まります。

為替変動リスク

マルチカレンシー口座では複数通貨を同時に保有できる反面、その価値変動リスクも伴います。例えば「1USD=150JPY」のときWiseにUSDで持っていた資金を、円高が進み「1USD=140JPY」になってから円転すると、円換算で約6~7%目減りしてしまいます。

複数通貨に資産を分散できるメリットの裏返しとして、為替レート変動による評価損益が出る点は理解しておきましょう。長期的にある程度の現地通貨を保持する場合、Revolutなら金や米国株など他資産に変えておく、Wiseなら必要な時だけ必要額を両替する、といった自分なりのリスク管理も検討すると安心です。

チャージ(入金)手段と反映時間

WiseもRevolutも事前に口座へお金をチャージ(入金)して使うプリペイド型です。Wiseの場合、日本からはクレジットカード・デビットカード決済や国内銀行振込でチャージできます。特に国内振込ならWise指定の受取用口座に振り込むだけで数十分以内に残高反映されることもあり、非常に迅速です。

一方Revolutは日本では銀行振込入金がメインとなり、ソニー銀行の口座を介するため入金反映に1~2営業日かかることがあります。クレジットカードからのチャージも可能ですが、日本発行カードだとチャージが現金扱い(キャッシング)と判定され利息が付く可能性があり注意が必要です。一般にはデビットカードや他のプリペイドカードからRevolutへのチャージがよく利用されています。

サポートへの期待値

トラブル時の問い合わせ対応はチャットやメールが主体で即応性に限界があります。英語で問い合わせた方が早く解決したという例もあり、日本語サポートだと時間がかかる場合も考えられます。緊急時(カード紛失や不正使用発覚)はアプリから即カード停止を行い、その後落ち着いてサポートに連絡しましょう。

両社ともサポート対応自体は丁寧ですが、大手銀行のように電話一本ですぐ解決とはいかない点は認識しておきたいところです。重要な資金は一時的に日本の銀行に避難させるなど自己防衛しつつ、サポートの回答を待つといったリスク管理も心がけましょう。

以上、WiseとRevolutの便利さを享受しつつも最低限の注意点を踏まえておくことで、より安全にサービスを使いこなせます。

結論:WiseとRevolutを賢く使い分けよう

決済端末にVISAカードを差し込む手元

最後に、本記事の内容を踏まえてWiseとRevolutの賢い使い分け方をまとめます。

① 海外送金や多通貨管理が主目的なら「Wise」が堅実◎

世界中への送金対応力や透明性の高い手数料体系から、フリーランスの報酬受取や家族への仕送りなどに最適です。日本円を含む主要通貨をまとめて管理でき、必要なときに必要な額だけ両替・送金できる柔軟性があります。為替レートも常に良心的で、大口の資金移動も安心して任せられます。特に日本に住所がなくても口座を維持できるので、真のノマドライフには欠かせない存在と言えるでしょう。

② 日常の海外支出や少額の両替が多いなら「Revolut」が便利◎

現地通貨でのカード払い、ATM引き出し、友人との送金など海外での日々のお金のやり取りに強みがあります。為替手数料無料の枠を賢く使えば、細かな両替を繰り返してもコストゼロにできます。またアプリ1つで旅行保険から資産運用まで完結できる拡張性は他にない魅力です。Apple Pay対応も進み、スマホ決済派には嬉しいポイントでしょう。日本在住者で海外旅行・出張が多い方にもRevolutカードは人気が高まっています。

③ 両方持てるなら「Wiseメイン+Revolutサブ」が最強!

現状の結論として、多くの経験者が勧めるのは「Wiseをメインに、Revolutをサブとして併用する」方法です。核となる送金・決済の基本機能はどちらも優秀で大差ないため、普段の決済は使い勝手の良いWiseカード中心でOK。そこにRevolutカードを予備で持っておけば、WiseのATM無料枠超過時や万一Wise側にトラブルが起きた場合でも安心して海外生活を送れます。実際、海外ノマドの間では「メインWise・サブRevolut」が一つのスタンダードになりつつあります。

総じて、WiseとRevolutはそれぞれ長所が異なるため「どちらか一方」ではなく「上手に両方使い分ける」のが賢い戦略です。海外ノマドとして生活する中で、為替レートや手数料の差は積み重ねると大きな節約につながります。ぜひ本記事を参考に、まずはWiseとRevolutの両方を試してみて、自分のライフスタイルに合った活用法を見つけてください。

海外での自由な暮らしをお金の面から強力にサポートしてくれるWiseとRevolut。まだ使ったことがない方はこの機会にどちらも無料でアカウントを開設し、その便利さと安心感を体感してみてはいかがでしょうか。きっと、もう従来の銀行には戻れなくなるほど快適なサービスだと感じられるはずです。新しい金融ツールを活用して、あなたのノマドライフをさらに充実させましょう!

※ 本記事は2025年時点の公式情報および信頼できるレビューに基づいて執筆しています。サービス内容や手数料は変更される場合もありますので、最新情報は各公式サイトでもご確認ください。

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みっちー

みっちー

Nomadguide 運営者

東南アジア各国を旅しながら生活する海外ノマド。新卒でフリーランスとして独立し、Webメディアの運営やWebアプリケーションの開発に携わっています。現地での実体験を基に、海外生活に役立つ実践的な情報をわかりやすく発信します。